ヴィジョナリー・ジャパン プレゼンツ

14
Oct

ルノアールの絵葉書

posted by 中川 | Category リコグニッション

みなさんこんにちは!
3連休最終日、いかがお過ごしですか?
私は先日、中学校時代の恩師にお会いする機会に恵まれました。
あの頃、学級担任だった先生が今や校長先生、来年には定年を迎えられるということで、時の流れを感じずにはいられませんでした。

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ルノアールの絵葉書

「私はルノアールの柔らかい絵が大好きなんだ。」

専門は体育、大きな声、大きな体、元レスリング選手の先生は正直、一見コワめ!
その先生が、何かに憧れるような声でルノアールが好きだと仰ったのは、中学生の私にはものすごく印象的な出来事でした。

「先生、これおみやげです。」

どこへ行ったのかは記憶が定かではありませんが、13歳の私は旅行先でみつけたルノアールの絵葉書を1枚、先生のお土産に買いました。
そうしたら先生はいたく喜んで、色画用紙の上にその葉書を貼り付け、廊下の掲示板の隅にさりげなく貼ってくれました。

「ここを通る全ての人の心が癒されるように」

そう仰って満足そうに微笑んでいました。

(ああ先生は、幸せをみんなに分けたいと思っている。
私だったら自分の部屋に飾って、自分だけで楽しんでしまうだろうなあ。)

私はそう思って、静かに先生を尊敬しました。



久しぶりの再会

「先生、これおみやげです。」

成人した私が先生のお土産に選んだのは、やはりルノアールの絵葉書でした。
私が今年の春まで住んでいたボストンにはボストン美術館があり、偶然にも、そこの名物の一つが、ルノアールの「ダンス」という作品だったのです。

「おお、ありがとう。好きなんだよなぁ・・・」

しみじみ唸る先生は、少し白髪が増えたけれど、あの頃と同じ笑顔でした。
本当はずっとクラス担任として現場で子供たちと関わっていたいと願っていた先生は、校長先生になっても、土日は各部活動の試合の応援に行っているということでした。

「そこまでしなくてもいいって言われるんだけどな。子供たちも顧問の先生もがんばってるからな。」

あの頃、私たちのクラスに注いでくれていた愛情を、今は学校全体に注いでいる先生。
素敵だなあと思いました。

「明日は孫の誕生日パーティなんだ。」

「ええっ!おめでとうございます!」

知らぬ間におじいちゃんにもなっていた先生。
きっと何百人、何千人といるであろう教え子の心の中では永遠のお父さんであり続けるんだろうと思います。
実際、中学を卒業してからも、進路選択や就職に行き詰まると先生に電話をしていた私。
実の父とはまた個性の違うお父さんのような存在として、ずっと心のに支えでいてくれました。

「先生、また同窓会しましょうね!」

今度また、私を含む33人の手の焼けた(?)子供たちで先生を囲みたいなと思います。


皆さんは、最近、同窓会してますか?
あの頃の恩師と連絡を取っていますか?
まだ幼かった頃に、私たちの成長を見守って下さった懐かしい先生に、思い切って連絡してみるのもよいかもしれませんね。
先生は、私たちがいくつになっても、先生でいてくれます。

皆さんにとって、今週も素晴らしい1週間となりますように!

I wish you happiness!!
♪ 中川

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