ヴィジョナリー・ジャパン プレゼンツ

09
Sep

こころの旅

posted by 中川 | Category リコグニッション

みなさんこんにちは☆
関東は涼やかな風が嬉しい朝を迎えました。
週末はいかがお過ごしでしたか?
私は、我が家にホームステイ中のアメリカ人の友人を祖母宅へ連れて行きました。

sobo.JPG


戦争の痛みを越えて・・・

私の祖母は夏に熱中症を患ったこともあり、ここのところ本調子になれない日々を送っていました。
言葉の通じない外国人に会わせたら困ってしまうかな?とも思いつつ、友人の親しみやすいキャラクターを頼りに思い切って祖母宅を訪れてみました。

「あらまあ!遠くからよくいらっしゃいました。狭いところでごめんなさいね。」

するとどうでしょう。目を輝かせてのお出迎え!(ここ最近見たことのない笑顔!)
全く物怖じせず、むしろ積極的に日本語で話しかけます。
友人もとても喜び、一生懸命耳を傾けていました。

「ねえ、これ通じる? "レイン レイン ゴーアウェイ リトル チルドレン ウォンツー プレイ"」

「アア!ワカリマス!」

「私は戦争で英語の授業が殆ど受けられなかったんだけど、最初で最後の授業でこの文を習ったの。そう、通じるのね。嬉しい。もっと勉強したかった・・・。」

私は祖母の積極性にとても驚きましたが、その根底には戦争体験からくる様々な思いがあるようでした。

「きれいな青い目をしてるのね。お国は違っても心は同じよね。戦争で辛かったのはどちらの国もきっと同じ・・・」

「ハイ ワタシノ チチモ オナジコトヲ イッテイマシタ」

「どこに住んでいても、言葉が違っても、みんな幸せに暮らせる世の中になるといいわね。あ、そうだ、この日本の歌知ってる? ♪夏が来れば思い出す・・・」

音楽が専門の友人は、楽譜を見ると即興で一緒に歌い始めました。


夏が来れば思い出す

はるかな尾瀬 遠い空

きりの中に中に浮かびくる

やさしい影 野の小路

みず芭蕉の花が咲いている

夢見て咲いている 水のほとり

しゃくなげ色にたそがれる

はるかな尾瀬とおい空


どんなに交通や通信が発達しても、80代の祖母にとってアメリカは色々な意味で遠い国でした。
でもこの夏の終わり、アメリカからの思わぬ訪問者によってその距離はぐんと縮んだようでした。

戦争の記憶を胸に刻んでおくことも大切なことですが、こういう形で過去の溝が修復されることも実に尊いことだなあと、2人の姿から教訓を得た週末でした。

みなさんはどんな週末をおすごしでしたか?
新しい1週間が、あなたにとって幸せな時間でありますように(^-^)

I wish you happiness!!
♪ 中川

RSSフィード(Atom)

鎌田洋の Twitter

鎌田洋のアメブロ