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リコグニッション

呪いの時代(パート2)

 

ヴィジョナリー・ジャパン プレゼンツ

17
Dec

呪いの時代(パート2)

posted by 幻舟 | Category リコグニッション

先週に引き続いて内田樹氏の「呪いの時代」を読んでリコグニッションという観点から参考になったことをお話します。
それは大人になるに従って人間は多くの顔を持つということ。卑しい自分、高貴な自分、心の狭い自分、親切な自分、子供の心をもった自分、年寄りのような諦念をもった自分、正義感に溢れた自分、狡猾さをもった自分、同一人物の中にさまざまな人格が混在しているのが大人の実情だということです。
そして他者との共生の基礎になるのは、「わが内なる他者たち」との共生の経験だというのです。さまざまな内なる人格特性を許容できる人間は他者をも許容できるのです。つまり自分自身を許せる人間こそが他人を許せるというロジックです。
そして他者と共生するということは他者に耐えることではなく、「他者」を構成する複数の人格特性のうちに、いくつか「私とおなじもの」を見出し、「この他者は部分的には私自身である」ことを認めることなのだそうです。
少し哲学的な話かもしれませんが、確かに我慢して行う「リコグニッション」は本来のものではないような気がします。以前お話しした「絶対尊敬」にもつながるのかなぁ~
いずれにしてもリコグニッションには豊富な人生経験と修行が必要ですね。

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