ヴィジョナリー・ジャパン プレゼンツ

26
Dec

小田和正 クリスマスの約束

posted by 幻舟 | Category リコグニッション

今年ラストのブログになりました。本当に激動の一年でしたね。今年は私自身のプライベートにとっても様々なことがあり、珍しく人生を考える時間が多かったような気がします。
ところで皆さんは昨日(12月25日)TBS系で23時30分から放映された『小田和正 クリスマスの約束』をご覧になりましたか?
今年で12回目を数えるクリスマスの日に特別行われるライブです。ただのライブではありません。今年も日本でも超一流のボーカリスト40人以上が集まり、最高のコーラスを奏でるのです。自分の持ち歌を次々と繋いでいくメドレーは何と28分58秒。でもあっという間でした。何よりも残りのメンバーが本気になってバックをつけます。それがめちゃめちゃ素敵なのです。
12年前にこの企画を考えた小田和正さんは、7人のアーティストに熱い参加依頼の手紙を書いたのですが、当時は一人も応じる人がいなかったというエピソードがあります。
また、その手紙の内容が素敵なのです。一部引用します。

 

引用開始

前略


突然の勝手な手紙を出す無礼をお許しください。
TBSから、現在、ある音楽番組をやれないか、という打診がありました。そして考えました。自分の歌を歌えばファンの人は喜んでくれるだろうけど、それは目指すものではなさそうだ。そしてさらに考えました。僕等のような音楽をやって来た者にとって、今、大切な事は何だろうと思ったのです。
それは同じ時代を生きてきて、音楽を創った人達を認め、愛し、尊敬することなのではないだろうかと。それをこの番組で表現できないかと。それなら引き受けてみようと。


後略

引用終了


この手紙を読むと、その後、多くの大物アーティストが続々と共感して、このライブに参加し始めてきたという理由を垣間見ることができます。実は小田さんはリコグニッションの達人なのです。だから多くの人を感動させることができるのです。
11月からメンバーが集まり、100時間以上も練習を重ねてきた、その珠玉の歌声に昨晩は一人TVの前で今年一年分の涙を流してしまったのでした。

皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。

17
Dec

呪いの時代(パート2)

posted by 幻舟 | Category リコグニッション

先週に引き続いて内田樹氏の「呪いの時代」を読んでリコグニッションという観点から参考になったことをお話します。
それは大人になるに従って人間は多くの顔を持つということ。卑しい自分、高貴な自分、心の狭い自分、親切な自分、子供の心をもった自分、年寄りのような諦念をもった自分、正義感に溢れた自分、狡猾さをもった自分、同一人物の中にさまざまな人格が混在しているのが大人の実情だということです。
そして他者との共生の基礎になるのは、「わが内なる他者たち」との共生の経験だというのです。さまざまな内なる人格特性を許容できる人間は他者をも許容できるのです。つまり自分自身を許せる人間こそが他人を許せるというロジックです。
そして他者と共生するということは他者に耐えることではなく、「他者」を構成する複数の人格特性のうちに、いくつか「私とおなじもの」を見出し、「この他者は部分的には私自身である」ことを認めることなのだそうです。
少し哲学的な話かもしれませんが、確かに我慢して行う「リコグニッション」は本来のものではないような気がします。以前お話しした「絶対尊敬」にもつながるのかなぁ~
いずれにしてもリコグニッションには豊富な人生経験と修行が必要ですね。
12
Dec

呪いの時代とリコグニッション

posted by 幻舟 | Category リコグニッション

今話題になっている内田樹氏の「呪いの時代」は予想に違わぬ名著でした。私のテーマである「リコグニッション」のヒントが満載です。
呪いというと非科学的に思われるでしょうが、今現在、多くのメディアで流されている「羨望」や「嫉妬」や「憎悪」、これらは生身の個人を離れて、人を傷つけ、人々が大切にしているものに唾をはきかけ、人々が美しいと信じているものに泥を塗りつけ、己の全能感と自尊感情を満たそうとしている。内田氏はそれらを呪いと呼んでいるのです。ネットの掲示板に「死ね」と書かれて、それに耐え切れず自ら命を絶っていく人が大勢いる。これは間違いなく呪殺であるという考え方です。
この「呪いの時代」をどのように生きればよいのか、このように書かれています。

 

引用開始

この「呪いの時代」をどう生き延びたらいいのか。それは生身の、具体的な生活のうちに捉えられた、あまりぱっとしないこの「正味の自分」をこそ、真の主体としてあくまで維持し続けることです。「このようなもの」であり、「このようなものでしかない」自分を受け容れ、承認し、「このようなもの」にすぎないにもかかわらず、けなげに生きようとしている姿を「可憐」と思い、一掬(いっきく)の涙をそそぐこと。それが「祝福する」ということの本義だと思います。

引用終了

 

そうなんです。呪いを解く道は「祝福する」つまり自分を愛し承認してあげることなのです。多くの心の病を抱えている人は、それが出来ずに日々苦しんでいるのではないでしょうか。私はずっとこのブログで「リコグニッション」について言及していますが、真のリコグニッションは自分を承認することができて、初めて相手に施すことができると思っています。
この本にはまだまだ、数多くのリコグニッションのヒントが書かれていました。内田さん、感謝です。皆さんには追々、お伝えしていきたいと思います。

09
Dec

パラダイムシフト

posted by 幻舟 | Category つぶやき

昨日、昔の同僚と恒例のカラオケバトルをしました。今回の場所は彼のホームグラウンドである巣鴨のとあるスナックです。昔、活躍していたフォークソングのメンバーなどが時折顔を出す本格的な歌好きが集まるお店です。
早い時間帯は巣鴨の商店街のオヤジさんが主な客で、ほぼ演歌一色。そのお歳を召した方が帰る9時過ぎくらいになると、のど自慢のお客さんがぼちぼち登場し始めます。
隣に女性同伴で座ったスーツ姿のお客さん、暫く大人しくしていたのですが、最後の商店街のお客さんが帰るなり第一弾のカラオケをリクエストしました。
私より明らかに先輩に見えるお父さんが選んだ曲が中島美嘉の「雪の華」。おっと、これはちょっと前の私の持ち歌ではないですか。
そのお父さん、予想を完全に裏切り、高音がキレイに出ていて上手なのです。意外とうまいじゃん。とは言え、内心、自分の方がワンランク上と高をくくっていたのです。
ところが、そのお父さん、サザン、コブクロ、歌うたびにどんどん進化していくのです。英語もなかなか発音いいじゃん。やるね~、オヤジさん。それでも、まだまだと引き続き強気な自分がいました。
そんなバトルが続く中、一緒に来ていた仲間のTさんが、そっと僕に耳打ちしたのです。「あのオヤジさん、昔、ヤマハのポプコン(ポピュラーソングコンテスト)で優勝したことがあるみたいだよ」と・・・
が~ん!うまい訳だわ。そう言えば音程もしっかりしているし、感情表現も豊かだし、何より堂々とした唄いっぷり。私のその方(既にオヤジではない)を見るパラダイムはすっかり変わってしまったのでした。
そんなこんなで、アルコールの力もあり、結局はその方とも仲良くなり、最後はデュエットなどで盛り上がって、気持ちよくお別れしたのでした。いつものパターンです。(笑)
ところで、あのポプコンのことを聞かなかったら、その人のことをどう見ていただろうか、今日冷静に考えてみました。もしかしたら、最後まで、オレの方が上手いのに、と根拠のない優越感に浸っていたのかもしれません。
肩書きやバックグラウンドって大きいですね~。そしてその肩書きに左右される人間の小ささ、改めて反省させられました。
手遅れかもしれませんが、これからは精神的な修行を積み、歌の上手な人には素直に拍手と尊敬の念を抱けるような人物になろうと決意した2011年の暮れでした。
05
Dec

元気な店舗の取り組み

posted by 幻舟 | Category CS

12月に入って、いよいよクリスマス商戦も花盛りになってきましたね。百貨店、ショッピングモール、商店街、そしてテーマパーク、1年でもっとも盛り上がる時期ではないでしょうか?
今日は私の今までの経験の中からスタッフが自然な笑顔で対応が素晴らしいショップの3つの特徴についてお話したいと思います。

 

その1
朝礼、間礼の時間を有効に使いモチベーションを高めている。

 

通常、朝礼や間礼という時間は情報共有の場に使いますが、元気の良い店舗は、ただの情報共有だけでなく、一人ひとりのスタッフに声を掛けたり、お客さまからの賛辞を共有したり、より良いサービスのアイデアを募ったり、さまざまな工夫をしています。これから業務に入る訳ですから、いかにプラスの気持ちで取り組むことがでるか、リーダーはこの10分~15分の短い時間を本気で捉えて取り組んでいます。

 

その2
改善活動が具体的!

 

「笑顔が少ない」というテーマがあるとします。通常の店舗はトップから「もっと笑顔を出そうよ」というメッセージが降りてきて、それでおしまいです。
元気な店舗はもっと具体的に考えます。どんな時に笑顔が出ないのか?レジを打っている時なのか、品出しをしている時なのか、それともスタッフ同士の打合せをしている時なのか?
要因が分かったら、スタッフ間で共有し、お互いに意識して接客を行います。そして、そのシーン(笑顔のないシーン)を見かけたらお互いにフィードバック仕合うのです。
お互いが信頼関係で結ばれているので、人間関係に支障をきたすことはありません。むしろ、絆が深まるのです。

 

その3
バックヤードのコミュニケーションの総量が多い

 

お客さまから見えない、バックオフィスや休憩所、このような場所でお互い声を掛け合っているということです。業務の話だけでなく、プライベートな話題も含め、お互いが相手に対し興味をもっているということの表れです。この何気ない声かけが、実はスタッフの心の栄養素として欠かせないのです。

 

まだまだ、元気な要因は沢山あると思いますが、今日はちょっとしたクリスマス・プレゼントということで、皆さんに、提供させて頂きました。良かったら参考にしてください!

 

02
Dec

幸福論

posted by 幻舟 | Category CS

NHKのEテレで放映されている「100分de名著」、私のような読書家ではない人間にとって、とても勉強になります。先週まで4回連続でフランスの哲学者アランの「幸福論」について特集していました。以前このブログに取り上げましたが、先日ブータン国王夫妻が来日した時、GNH(国民総幸福量)なるものが話題となり、一体「幸福」って何なのか、と考えた方も多いのではないでしょうか?
幸福の感じ方は人によって違うので、この際触れませんが、この番組で印象に残ったアランの言葉を2つだけ挙げましょう!

1つ目

"悲観主義は感情で、楽観主義は意志の力による"

 

私は元々、沖縄で生まれで「なんくるないさ~」的な性格が先天的にあるのだと思っておりましたが、これもひとつの才能なんだな~、とちょこっと嬉しく思いました(笑)

 

2つ目

"幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ。"

 

哲学者の小林秀雄は「人間は、毎日どのような心情(こころもち)で生きるかが大切だ」と常々言っていたようですが、笑って過ごすというのも心情のひとつだと思います。つまり理屈ではないということです。

 

私が以前お世話になったテーマパークでもスマイルを最も大切にしています。社内報にはキャストの笑顔が溢れ、休憩施設の掲示板にはキャストの楽しそうに働く笑顔の写真がたくさんも貼られています。IDカードの写真撮影も笑顔でないとOKがでません。先輩も笑顔、上司も笑顔、パークにでればお客様の笑顔、笑顔、笑顔・・・


これだけ笑顔が溢れていたら、自分も笑顔にならざるを得ません。そしてその笑顔がハピネスに繋がっていくのです。こうなったら、もう本物です。これこそが、D-マジック!

 

まさに「笑う門には福来る」ですね!


 

28
Nov

選択

posted by 幻舟 | Category つぶやき

昨日、大阪府知事と大阪市長のW選挙が実施され、橋下元知事が率いる大阪維新の会が圧勝しました。当初は接戦が予想されていたのですが、選挙終了の8時過ぎに当確が出る勢いでした。恐らく、閉塞した現状をどうにか変えたいという有権者の思いが結果に出たのだと思います。
橋下さんは典型的なカリスマ型(独裁型?)のリーダーです。「大阪都構想」や教育改革、行政改革を明確に打ち出し、自ら先頭に立って旗を振るタイプ。ゴールが明確でとにかく熱い。メッセージがとても分かりやすいので、圧倒的に支持されたのでしょう。大阪府知事に当選した松井さんも橋下さんの後ろ盾がなければ、ただの泡沫候補に終わったでしょう。
これからは、既成政党や既得権益との闘いになるでしょうが、是非、大阪を元気にするだけでなく、それをきっかけに日本を元気にして欲しいという思いがあります。
日本では、この数ヶ月間に対照的なリーダーが生まれたことになります。もう一方は野田総理大臣です。野田さんのリーダーシップは話し合いをベースに相手の立場も理解しながら変革を進めていくというもの。「和」を重要視した従来の日本的リーダーシップです。基本的に敵をつくらない。野田さんの口から他人の誹謗中傷など聞いたことがありません。
それに対して橋下さんは、対決するメンバーや批判勢力に対しては徹底的に闘う。自分の考え方と合わない人間は要らないと断言する。罵詈雑言も当たり前!
この新しいリーダー二人、これからどのような道を歩むのか。
震災、原発、TTP、かってない難題が待ち受ける日本。さまざまな選択を迫られる日本の中で、私たちにもどのリーダーシップを支持するのか、選択が迫られていると思うのです。

 

25
Nov

孫正義さんの胴上げ

posted by 幻舟 | Category つぶやき

今年のプロ野球日本シリーズはとても面白かったです。ほとんどの試合が1点差でもつれにもつれ、最終試合でソフトバンク・ホークスが日本一に輝きました。
面白かったのが、秋山監督の胴上げに続いて、オーナーの孫正義さんまでもが胴上げされたこと。私の長い野球人生の中でもオーナーの胴上げは初めて見ました。
オーナーが選手の輪の中に入っていくのは賛否両論あると思います。でも、私はとても清々しかった。子どものような孫さんの笑顔が可愛く思えたのです。
それまでのオーナーのイメージは、どんとVIP室のソファに腰掛けて、パイプを燻らせながら観戦する某人気球団の元オーナーW氏が浮かびます。そのW氏はオーナー職を退いているにも拘わらずコーチ人事に介入し、丁度今、球団創設以来の内輪もめの最中です。
また、このオーナーは2004年に選手会と経営者側が2リーグ制をめぐって対立した際、古田プロ野球選手会長による経営者側との会談の提案を拒否し、「無礼な事を言うな。分をわきまえなきゃいかんよ。たかが選手の分際で」と発言した方です。その後、非難が殺到し多少大人しくなったようですが、今回の騒動を見るとまだまだお達者そうですね。
それと対照的なのが、孫オーナー。
恐らく、人事はすべて王会長以下、現場の人達に任せているのでしょう。優勝したら輪の中に入って共に歓び、たとえ優勝を逃しても、個人批判はしない。理想的な経営者です。このようなオーナーばかりだと、プロ野球界も開けた、明るい未来が待っているのですが・・・もう少し時間がかかりそうですね。
今年は横浜ベイスターズが携帯ゲームの会社の傘下に移行計画中です。オーナーはまだ40台の若手(?)です。新しい発想で、是非プロ野球界を盛りあげて欲しいものです。
そう、時代は刻々と変わっているのです。
21
Nov

天然ものと養殖もの

posted by 幻舟 | Category つぶやき

先日、野田総理のメンターもしている傾聴の天才薮原秀樹さんとコーチング指導や
コミュニケーション学の権威でもある本間正人さんの対談式講演会に参加してきました。
薮原さんは最近「わもん~聞けば叶う」という本を出して、話題になっています。
私はその本に出てくる「絶対尊敬」という言葉に興味をもち、よくこのブログでも
取り上げているリコグニッションに通じる何かを感じたのがきっかけでした。
お二人の話を聞くのは初めてだったのですが、とても興味深くためになりました。
薮原さんは直観力で相手の立場になって話を聞く天才です。独学で東洋哲学や西洋哲学を学び
インドに修行に行ったりして、「わもん」というカウンセリングを人生修行の場という位置づけに
まで築きあげた苦労人。
それに対して本間さんは東大を卒業後、アメリカで博士号を取り、英語にも堪能、CSテレビ
ニュース情報番組でもアンカーを務められた、相当なインテリです。
見た目も相当異なる、対照的な二人です。本間さんは、相手の立場に完全になりきって、話を聞く
ことができる薮原さんを心から尊敬しており、そのメカニズムをどうにか明かそうとしているのですが、
これが、なかなか難しい。
最も印象に残ったのが、本間さんの薮原さんを喩えるキーワードで「天然」という表現を使った
ことです。私は最初は天然、天然と言うから、俗に言う天然ボケかなと思っていたのですが、
そうではない。天然というのはもって生まれたもの。生まれながら、もしくは育ってきた環境で
身につけた「完全に相手側に立って話を聞く能力」のことを指しているのです。
それに対して養殖はいわゆる傾聴のノウハウを後天的に学習などで身につけた人のこと。
コーチングやカウンセリングの勉強を通じて学んだ人たちのことです。
そう言えば世の中には天然のカウンセラーやコーチが大勢います。恋愛相談に乗ってくれる居酒屋のマスターであったり、疲れたビジネスマンの愚痴を聞いてあげるクラブのホステスさんであったり、そのホステスさんのストレスを解消してくれるホストさんたちであったり・・・
飲み屋さんの事例ばかりですみませんね(笑)
タクシーの運転手さんや八百屋のおばさん、親戚や近所にもそういう達人が一杯いるに違いない。
このような天然さんたちは全く意識しないで、相手の立場になって話を聞いている人たちです。
昔の村の長老様なんかはきっとそうだったのでしょう。
そして、現在のコーチングや傾聴のノウハウはそのようなコミュニケーションの達人の行動特性なを研究して集大成したものだそうです。
頷きや相槌、表情や言葉のやりとり、決して相手責めたりしないこと、天然の人は、自然と
それができているという訳です。
そういう人がいるからこそ、世の中円滑に回っているのですね。

結論から言うと、「コミュニケーション」などは研修で特別学ぶ必要のない人が山ほどいるという
ことです。

逆にコミュニケーションが不得手な人は天然の人の要素を学ぶことによって、その人に近づく
ことができるのです。

ついウナギやマグロを想像するので、養殖ものより天然ものが良いように感じますが、養殖にも良いところがあるのです。養殖には天然に分からないことが分かります。それはコミュニケーション(傾聴)が不得手な人の気持ちです。天然の人は自然に身につけているので、もしかしたらその点において理解が難しいかもしれない。そういった意味ではコーチの育成指導は養殖系のコーチが適しているのかもしれませんね。


いずれにしても「天然」と「養殖」、面白いテーマなので、これからも時折触れていきたいと思います。

 

 

18
Nov

ブータン国王のリコグニッション

posted by 幻舟 | Category リコグニッション

世界一幸せな国、ブータンから国王夫妻が来日され、連日マスコミで報道されています。
素敵な民族衣装を身にまとい、つねにスマイルを絶やさないお二人は、流石、幸せの国からの使者という感じです。
外見だけではなく、国のあり方に対する哲学もしっかりとお持ちです。
昨日の国会でのスピーチが素晴らしい!
今回の震災の対応にこう言及しています。

以下一部引用

 

 皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。
(途中省略)
ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。

引用終了

 

何という、日本そして日本国民に対しての大きなリコグニッションでしょう。このような素晴らしい日本に対する賛辞を生まれて初めて耳にし、すごく感動しました。

一方、そのスピーチを聞いている国会議員たち。毎日、相手を罵り、怒鳴り、時には嘲笑し、自分の国を『この国』と呼び、足を引っ張りあっている人達。それを煽る一部のマスコミ。皆さん、恥ずかしくないですか?そろそろ目を覚ましましょうよ。

もうとっくに日本はGNPからGNH(Gross National Happiness)への転換を考えなければならない時期に来ているかもしれません。

 

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