ヴィジョナリー・ジャパン プレゼンツ

27
Nov

ハピネス

posted by 幻舟 | Category つぶやき

今から30年以上も前、学生のころ、英語クラブ(いわゆるESS)に所属してアカデミック・ディベート(ある種のゲーム感覚で肯定側と否定側に分かれて討論をすること)に没頭していた時代がありました。英語も上達し、政治、経済、社会にも詳しくなるので結構学生さんにはお勧めです。面白いのは討論する前にくじ引きをして肯定側、否定側を決めるということなのです。当然ながら両面から準備をしておかなければなりません。『日本は核兵器をもつべきか』、『死刑制度は廃止すべきか』、『日中平和友好条約は締結すべきか』(当時)さまざまなテーマで議論しました。ディベートでもっとも大事なことは、肯定側に立とうが否定側に立とうが、この議論で最終的に何を目指すかということをしっかりと踏まえることでした。そうでなければ、単なる言葉尻を捉えて攻撃し合う実の無い討論になり兼ねません。『日本は核兵器をもつべきか』という命題であれば、それは『日本の平和や安全』かも知れませんし『死刑制度を廃止すべきか』という命題であれば『日本の治安を守る』ということかもしれません。それをディベートではファイナル・ゴールと呼び、必ず討論の中で確認し合います。ある時、次回討論する命題のファイナル・ゴールは何かと悩んでいたところ、私の一番尊敬している先輩からこのようなことを言われたのを今でもはっきり覚えています。『幻舟くん、究極のファイナル・ゴールはハピネスだよ』と・・・『最終的に皆がハッピーになることを考えれば議論は横道に逸れないよ』というアドバイスを受け、妙に納得した経緯がありました。
それから数年後、私はあるテーマパークを運営する会社に就職をすることになりますが、そのテーマパークのファイナル・ゴールが『We create happiness』でした。皆、本気でお客さまにハピネスを提供するにはどうすれば良いか考えていました。26年経った今でも、その姿勢は変わっていません。素晴らしいショーや魅力的なアトラクションが山ほど用意されているテーマパークですが、その原点には『We create happiness』という究極のゴールがあるからこそ、多くのお客さまがリピートしてくださるものと、最近つくづく感じているのです。

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